2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

生きてる!

すべてはあるぞ、矛盾すら抱えておれたちは生きてる。

気がつけば

自分のことばかり綴っている。 不思議といやな気分はしない。ただ少しは周りのことを書かねば自分がどういう人間に囲まれているのかを忘れてしまう。 記憶力に関してだけは、ぼくもさじを投げている。楽しいこともいやなことも忘れてしまう。だから思い出を…

なんで物語ができあがったのか

たとえば、おれたちは普段食事をとる時、食材をそのまま食べるのではなくて、煮るなり焼くなり料理をして食事をとるよな。 物語もその点が似ていて、言葉を話せるようになってから十万年話し続けるうちに、同じ話では飽き足らず思いつくままどんどん増えてい…

併せ持つ

そんなに人間計算だけで生きてるわけないじゃないの。 ろくでもなさとか偶然だとか、そういうのもひっくるめて併せ持っているでしょうよ。

男の負け

何気なく思ったんだけど、男ってのは負けたやつが好きだよね。 たとえば、いま受けてる若手の芸人にしても、あきらかに世間で言うところのいい男と比べると一歩ゆずる人たちなわけでさ。その負け感が、男が好きなところなのかな、と。言い切っちゃうと、失敗…

うかつ

迂闊だった。 自分の持っている思想なり、経験から出た言葉なりが、誰かを攻撃することがあるんだ。 どうにも忘れがちだ。自分にとって良いものでも、それが誰にとってもいいはずがないんだ。言葉が万能であるはずがない。

夜に溶けこむ

人は、境界線を引く。ある時は、くっきりと。また、ある時はあいまいに。 夜というやつは、その境界線を取っ払う力があるらしい。 ひとりを忘れ、自然と呼ぶものと、ひとつになる。 ひとは、ひとりでは生きてゆけない。 それは、他の動物とて同じ。 この大地…